この記事ではER555Fの更なる詳細や私なりのモデリング方法などを紹介します。
↓前回の記事です↓
-ER555Fのモデル詳細―01-
色んな都合でTwitterにアップ出来なかったモデルの詳細やワイヤーフレーム、モデリングの方法や考え方など。
モデリングの方法や手法についてはあくまでも私流のことなので、あくまで参考として捉えていただければと思います。
ではまず詳細から。
モデル詳細
- アイテム数:6399(修正で増減の可能性アリ)
- ポリゴン数:5068162
- 使用ソフト:MODO15
- プラグイン:なし
今回は―と言うより、私は基本MODOでモデリングをしているのですが、プラグインなどは一切使用したりはしません(今のところ)。
私は今までBlender、3dsmax、MAYA等々。DCCをそこそこ使ってきましたが、個人的にモデリングしやすいのはMODOだと思います。
色んなプラグインやスクリプトをぶっこめば他のソフトのほうが使いやすくなるとは思いますが、プラグインやスクリプトなしでのデフォルト設定、機能ではMODOは最終的な形への手順が少ないと感じます。
ワイヤーフレーム
次にワイヤーフレームについて。
Twitterにアップできなかった(必要?)ワイヤーフレームついて。
もしかしたら気になる方がいるんじゃないかと…..。
ワイヤーフレームには個性が出ると個人的に思います。私はワイヤーフレームを見るのが結構好きですね、勉強にもなります。
ここで紹介するのはモデルの一部です(全体の比較画像が見づらかったので)。
構成は基本的に3、4角形です(見逃しで多角形があるかもです)。
それと、今回のモデリングではサブディビジョンをあまり使わないようにと心掛けています。
最終的にUE5に持っていく予定なので、サブディビジョンを適用させた後にMODO側のパフォーマンスが心配だったり、UE5にインポート時間かかりそうだったり、テクスチャペイントに障害が出そうだったので。
まあ検証とかあまりしてないんですけど。
それと、今まではサブディビジョンに結構頼っていたので、今回はサブディビジョンに縛りをかけたことで、技術面的には成長があったのではと実感しています。
モデリングの方法など
モデリングの方法などについて説明します。
皆さんはモデリングを始めるとき、一番最初に何をやりますか(データを作成すること、資料があることは大前提として)。
下絵を配置したりなど色々あると思います。
私の場合は↓
これを作ります。
私は基本、この4つのアイテムを複製し(インスタンスではない)、そこから形を作っていきます。ER555Fのアイテムほぼ全て、上の画像から複製しモデリングしたモノです。
上のアイテムの情報としては、
- 位置数値は0にしたときワールド基準で0,0,0になる。
- 回転数値はすべて0
- スケールは100(MODO基準)
球体は用意しません(上と下が三角形で構成されているヤツ)。あれは個人的に修正しにくいので。
では球状のものはどうするの、といったら―四角形にスムーズをかけます。それだけです。
角度の違う円柱を3つ用意している理由は、例えば、
- 柱(縦向き)を作るときは縦の円柱から作成。
- 横向きのパイプは横向きの円柱から作成。
こんな感じで。
円柱一つでもいいので?と思うかもです(まあ実際一つでもいいんですけど)。
3つ用意する理由は、私なりのデータの作り方にあるのですが―基本、全てのアイテムの向き(回転の数値)は完成時に0,0,0,にしておきたいからです(例外もアリ)。
これらの理由はまた機会があればご説明します。
次回は小物関係の記事です。